2020.12.03
10分で分かるシリーズ②~福祉の枠を枠を超えていこう~
こんにちは、
東京都議会議員(町田市選出)
無所属 東京みらい おくざわ高広です。
私が力を入れて取り組んでいる政策について10分で伝えるシリーズの第2弾。
テーマは、
「福祉の枠を超えていこう」です。
1.「福祉」ってどんな意味?
福は普段から接することの多い言葉ですから、なんとなく幸せなことというのは分かると思います。では、祉はなんと読むでしょうか?
正解は「さいわい」です。つまり、これも幸せという意味になります。
個人の幸せ(幸福)と社会全体の幸せ(祉い)が一緒にある、循環するような仕組みを作ろうというのが、本来の福祉の考え方になります。
2.実際の福祉は一方通行?
福祉というと、高齢者や障がい者、あるいは子育てや介護なども福祉の枠で語られます。こうした制度においては、税金を使って支援を与えるという一方的な考えを見てとることができ、ややもするとパイの奪い合いになったり、不景気に削られる対象になったりすることもあります。
しかし、本来の福祉の意味は、幸せが循環する社会であり、支えることと支えられることも循環していく社会であり、そのような社会では奪い合いや削られることは起こらないはずです。では、どうすれば本来の福祉を目指せるのでしょうか。
3.福祉は負担ではなく可能性だ!
一方通行の福祉では、負担と見られることが多く、必要な支えだと考える人と不必要な負担だと考える人の間に対立が起きてしまいます。この考え方を変える必要があります。
私は、福祉は可能性だと考えるようにしています。動画でもご紹介していますが、テクノロジーによって働くことができるようになる難病患者の方がいます。ビジネスと福祉のマッチングで何倍にも収入をあげた福祉施設があります。国が定める法定雇用の指定する時間より短い時間であればオンリーワンの仕事ができる人がいます。
こうした事例は、これまでの福祉の枠を少しはみ出たからこそ得られた幸福です。
こうした福祉の枠をはみ出した事例を積み上げていけるように、様々な場面で働きかけていきたいと思います。
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