2019.12.31

2019年を政策面で振り返る⑥~未来を築く子ども達を社会全体で育てていく!~

こんにちは、

東京都議会議員(町田市選出)の

おくざわ高広です。

 

〇駆け足で振り返っております2019年。

第一弾 女性活躍という言葉をなくしたい!

第二弾 都市力の強化は教育の質向上から!

第三弾 ○○ゼロの先にあるもの!

第四弾 追い求めるべきは都民の幸せ!

第五弾 決算審査の活性化で信頼獲得と適切な経営判断を!

 

森沢きょうこ都議の振り返りも合わせて是非。

2019年振り返り 前半 後半

 

 

〇私たち 無所属 東京みらいでは、各定例会ごとにテーマを決めて、価値観の転換を促すような政策を提案してきました。その場では塩答弁(素っ気ない、前向きではない答弁)と思われても、質疑に臨むまでの意見交換や説得力ある資料の提示によって、事業の執行者である都庁の職員さんの心に響けば、いつか叶うときがくると信じて、タフな議論をしてきたつもりです。

ここまで振り返ってきて、私たちは、各事業を通じて、物事の考え方や組織の在り方、仕組みそのものを問う質疑や提案を重ねてきていたのだなと改めて気づきました。目立たないかもしれないけれど、この姿勢を続けることが、長期的に見たときに都政のレベルアップにつながると信じて取り組んでいこうと思います。

 

さて、これで最後の振り返りです。

 

*第四回定例会*

テーマ

未来を築く子ども達を社会全体で育てていく!

斉藤れいな都議

「特定妊婦は、妊娠継続や出産について、家族などからのサポートがないことも多く、産科受診をしておらず、母子手帳すら持たない場合があります。(中略)特定妊婦には、妊娠判断の産科初診費が捻出できずに悩み苦しんでいる例も多く、都としても、相談対応受け付けを行うことに加え、同行支援や産科受診費助成を行い、未受診妊婦の支援を図っていくべき」

 

☟☟☟

これについては、その場の答弁で、

福祉保健局長

「今年度、民間機関を活用した産科等医療機関などへの同行や初回産科受診料への支援を行う国庫補助事業が創設されたことから、都は、年度内に本事業を実施する」

 

これは、実は画期的な答弁でした。というのも、斉藤都議は、都議就任直後から関係団体との意見交換や当事者からのヒアリングなどを継続して取り組んできた中で、「そもそも特定妊婦は存在するのか?」といった行政側の対応をされていました。質疑の中でも触れていますが、特定妊婦の中には、母子手帳すら持たない方もおり、その方々について、行政側は存在を正確に把握できていなかったし、把握できていない人に支援をすることはできないというロジックだったのです。

しかし、特定妊婦に限らず、目には見えなくても、確実に存在する困りごとに対して、想像力を働かせて、課題の芽を摘んでいくことが、本来の行政の役割です。そうした面からも、この答弁は感慨深いものでした。

この事業は予算額も小さく、支援を必要とする対象も決して多くはないものです。しかし、この取組は、行政の考え方を大きく動かしたものであり、目先の手柄をとるのではなく、地道な活動を続けてきた斉藤都議には頭が下がります。

 

さて、政策面で振り返ってきました2019年の無所属 東京みらい。

2020年はさらにパワーアップして、取り組んでいきたいと思います。

その政策面での道しるべとするのが

私たちの政策提言「東京みらいビジョン2020

 

 

 

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