こんにちは、

東京都議会議員-町田市選出-

無所属 東京みらい　おくざわ高広です。

さて、今日も街を歩いて、新型コロナ対策の相談先をまとめたリーフレットをお配りしながら、ご相談をお受けしています。そんな中で気づいたのは、

急に暑い！！

学生時代には、野球部で毎日グランドを走り回っていた私ですら、急な気温の変化に体が追い付かないと感じています。特に、今は不要不急の外出自粛を呼び掛けられる中では、いつも以上に体力が落ちていることにもハッとします。

実際に、今日はコロナ禍で気を付けたい２つのケースに出くわしました。

１．いつのまにか家の階段が登れない！

今日お話を伺った方は、ご自宅に入るまでに20段ほどの階段をのぼらなければならないという方。階段の下でため息をついているので声をかけてみると、これまで当たり前に歩いてのぼっていた階段をのぼるのが大変で、落ちやしないかと怖い、とのこと。

家の中では、行動範囲が狭くなり、段差や坂道を歩く機会が減ってしまいます。暑くなれば、なおさら外出したくなくなるものです。不要不急の外出自粛がお願いされる中ではありますが、是非とも体を動かす機会をもっていただければと思った次第です。

ちなみに、東京都では「介護予防・フレイル予防」のポータルサイトを公開していて、「家の中でできる体操動画」や「感染症予防×フレイル予防」というリーフレットを紹介しています。

是非、参考にしてください！

２．急な気温上昇にふらっと・・・

もう一つ、今日は買い物に出てふらっと倒れてしまった方にも出くわしました。近くを通りかかった方が救急車を呼び、私はご家族を呼んでくるなどしましたが、転んで顔を強く打った様子で大変心配でした。

ご家族の話だと、一人で大丈夫と買い物に出かけて、なかなか帰ってこないから心配だったとのことですが、家の中で過ごす時間が多い中で、急に外に出て暑さにまいってしまうこともあり得ると思いました。

今日のケースは熱中症の手前だったと思われますが、環境省の熱中症予防情報サイトでは、GW後に東京では熱中症警戒レベルが中程度の「警戒」に高まるようです。また、その中では「新しい生活様式と熱中症対策」というリーフレットもあるので、是非参考にしてください。

その他にも、ステイホームで話し相手がいなくなり、認知症が進行してしまうと言ったお話も聞くところです。

新型コロナ対策が重要だというのは確かに正しいことですが、その裏にあるリスクにもしっかりと目を向けていかなければなりません。

高齢者のフレイル予防や介護予防、こども達の家遊びにおける安全確保※、経済の悪化による失業者対策や日々奪われる若者の成長機会など、多面的に新型コロナのリスクと向き合っていく必要性を感じています。

※以前、矢口まゆ町田市議から聞いたこどもの事故予防のお話をリンク貼っています。